三回目の米朝首脳会談、米朝で交渉チーム設置で合意
南北の軍事境界線にある板門店の韓国側の施設で行われていたトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による3回目の首脳会談は、50分余り行われました。
韓国メディアは、最初にトランプ大統領と金委員長の会談が行われたあと、文大統領が合流し、史上初めて、米国、韓国、北朝鮮の3か国の首脳が同じ場で面会したと伝えました。
トランプ大統領は、キム委員長と3度目の首脳会談のあと、韓国の文大統領とともに報道陣の取材に応じ、「とてもいい会談だった。両国で交渉のチームを設置することで合意した。このチームが交渉の詳細を詰めていく。早く交渉をまとめることよりも包括的でよい合意を達成できるかどうかだ」と述べました。
そして「交渉チームは、これからの2~3週間で何ができるか、またはできないのか見極めることになる。チームはこれから数週間で会合を開き、動き出すだろう。」と話しました。
現職の米国大統領が初めて北朝鮮に足を踏み入れ、板門店で米朝首脳会談を行ったという歴史的な出来事でした。これが、北朝鮮をとりまく環境が改善されるきっかけになってくれればと、思います。
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